不倫問題 解決の「落としどころ」

おとしどころ
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何事であれ、交渉には「落としどころ」が必要です。
落としどころとは、お互いが納得できる妥協点のこと。もちろん、譲歩が必要なところもあれば、「どうしてもこの点は譲れない」と主張を守り抜かなくてはならない部分もあるでしょう。

しかし、双方が一切譲歩せず、自分の主張だけを相手に押しつけるばかりでは、問題は解決しません。
これは不倫問題でも同様です。不倫は、した側・された側ともに感情的になりやすいデリケートな問題だけに、「具体的な落としどころとしてはどのような選択肢があるのか?」を知り、「どこを落としどころにすれば双方が納得できるのか?」を慎重に探る必要があるでしょう。

どんな「落としどころ」があるのか?

不倫問題の落としどころは、段階によって異なります。
第一段階は、「叱って謝らせ、終わらせる」という当事者同士の解決策です。
「夫に謝らせ、不倫相手に二度と会わないと口約束させる」
「高価なプレゼントを買わせる」
「家庭内でペナルティを与える」
などがよくあるケースでしょうか。
しかし、被害を受けた側としては「そんなことではどうしても許せない!」ということもあるでしょう。
また、不倫した側も、比較的安易に許されたことに味をしめ、再び不倫に走ってしまうおそれもあります。
こういう場合、「私は不倫をしたことを認め、反省します。二度といたしません」などの誓約書を書かせるという落としどころもあります。誓約書を公正証書などにしておけば、後日、法廷でも通用する証拠(確かに不倫を認めたという証拠)として通用します。
誓約書がなぜ有効かというと、後日、次の不倫が発覚して離婚訴訟などに発展した場合、「以前にも不倫があった」という証拠として提出できるからです。また、そうしたケースでは慰謝料もより多く請求できるでしょう。

慰謝料をめぐる落としどころ

第二段階は、慰謝料請求ということになるでしょう。
一般的に、「妻が夫に(夫が妻に)、離婚しない状態で慰謝料を請求する」ということはありません。
ひとつの世帯内でお金が行き来するだけであり、家庭内で争うのならともかく、法的に争うことは無意味であると思われるからです(もちろん、家庭内で夫(妻)が妻(夫)にお金を要求したり、払ったりするのは夫婦間の自由です)。
こういう場合、落としどころとしては、
・離婚せず、夫(妻)の不倫相手に対して、精神的苦痛を受けたとして慰謝料を請求する
・離婚し、元夫(妻)またはその不倫相手、またはその両者に対して慰謝料を請求する
といったことが考えられます。
ただし、不倫相手に慰謝料を請求する際には、不倫相手に「普通に恋人として付き合っていただけ。結婚していたなんて知らなかった」といわれたら悪意を立証できません。「不倫と知ったうえで不貞を働いた」という証拠をつかんでおく必要があるでしょう。
なお、探偵を使ってこちらに有利で強力な証拠を集め、「いざとなったら訴訟を起こす。訴訟になったら絶対に勝つだけの確実な証拠を握っている」と先方にアピールできれば、実際に訴訟を起こさないまでも、こちら側にかなり有利なペースで話し合いを進められるでしょう。先方も、多額の慰謝料請求に応じざるを得ないとあきらめるかもしれません。

落としどころは条件交渉に発展

誰が誰に、慰謝料をいくら支払うか。こういった問題では、当事者間で合意が成立すれば法律は関与しません。
しかし、落としどころが見つからず「離婚をめぐる民事訴訟も念頭に置いて、弁護士を間に立てる」というようなことになると、これは第三段階に突入です。お互いに弁護士を代理人として話し合うのが一般的でしょう。
実際には訴訟の前に示談交渉(訴訟せず、話し合いによる解決を探る交渉)が行われることになると思われます。
この場合の落としどころとしては、示談金の額をいくらにするか、子どもの養育費や財産分与をどうするか、といった条件交渉で探られることがほとんどでしょう。
示談が不成立であれば、家庭裁判所の調停を入れて、それでも落としどころが見つからなければ、いよいよ訴訟に発展ということになるかもしれません。
そうなれば法廷で争うことになり、もはや「落としどころ」などの入り込む余地はなくなります(ただし、裁判中に和解するという方法も残されています)。

現実的な問題解決方法としての落としどころを模索する

このような流れを見ていくと、不倫問題の落としどころは、つまるところ、

  1. 離婚するかしないか
  2. 慰謝料を請求するかしないか
  3. 請求するならいくらか
  4. 離婚するなら条件と慰謝料をどうするか

という4つのポイントに絞られてくることがわかります。
落としどころが第一段階で見つかればよし、見つからなければ弁護士を立て、それでもダメなら家庭裁判所へと、段々とエスカレートしていくわけです。
また、「慰謝料だけの問題ではなく、なんとか相手を苦しめたり、こらしめたりしてやらないと気が済まない!」とおっしゃる方も多いのですが、現実問題としては、そのような落としどころはありません。相手をひどくこらしめる方法としては、多額の慰謝料を請求する以外にはないのです。
これらのことを理解したうえで、現実的な問題解決方法としての落としどころを模索していきましょう。そうでなければ、問題は泥沼化していくばかりです。

この記事を書いた人:ミホ